日本共産党

英語。特殊講義、ゲスト講師に Tony Williams 氏。大量のスライドを使って、1850年代のロンドンの光と影、といった話。きっちり時間通りに終わる。似非通訳をやるが、全然逐語訳しようという気がないので、思ったよりは疲れなかった。蒸し暑いなかで成田行きのバスや大学の宿泊施設の手配をしたほうで疲れる。ああそれから honorary general secretary はやっぱり無給だそうです。

日本共産党 (新潮新書)

日本共産党 (新潮新書)

いせや公園店のカウンターで焼酎水割りのお伴に。党を追われた怨みつらみはほとんどなく、ごく真っ当にこの日本最古の政党の未来を憂えている感じ。民主中央集権制の代議員選出のシステムとか、初めて知りました。終章に「共産党は名前を変えて、社民党と一緒になって社会主義的政策を要求する政党になればよい」という後藤田正晴のことばが肯定的に引かれている。「無理をせずに、強がらずに、普通に国民に好かれて、国民のために活躍する政党になればよいではないか。国民もそうなることを望んでいると思いたい」。なかなか泣かせます。