2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

4分の3オンス

常に自分の美学と自意識とナルティシズムに挟まれ 好奇心、探究心、そしてほんのちょっとの猜疑心を持ち、冷静でいながらぬけていて、繊細でがさつで大胆で行動的で臆病で 鼻持ちならない奴かと思えば愛嬌があり、周りを気にするかと思えば我侭でマイペース …

歴史主義の中心で/の「歴史」を叫ぶ

非常勤1コマ。コプチェクの明後日の駒場での発表原稿――がじつはまだ完成していないのですが、当日配る日本語訳をコピーしてる時間ももうないわけで、「ほぼ完成稿」の翻訳を駒場に送る。 『英語青年』10月号(1892号)・特集「精読と英文学研究」。真野泰「…

天使

1年ゼミ『生きるべきか死ぬべきか』、ポーランドと第二次大戦の経過など。文学理論、構造人類学。会議。 Henri Corbin, "Mundus Imaginalis, or the Imaginary and the Imaginal" http://www.hermetic.com/bey/mundus_imaginalis.htm。『現代思想』1994年10…

大山倍達正伝

大山倍達正伝作者: 小島一志,塚本佳子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/28メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 75回この商品を含むブログ (40件) を見るこの本が分厚いのは、伝記が直線的に流れないから。大山自身の本や語り、『空手バカ一代』の相…

チョコレート工場

若干体調不良。コプチェクを囲んでのクローズド・セッションのための短い原稿。三年前に日本語で書いたものの抜粋を英語にするだけだから気が楽、のはずなのだが、書いているうちに自分がやっていた誤読に気がつく。コプチェクもジュパンチッチも、サディズ…