しつこく告知 ティーチイン沖縄

犬が自力で階段を下りる。現在体重22キロ、いいかげん抱き上げるたびに腰に不気味な触感があったので、嬉しい。人間がついていないときに勝手に下りてはいけない(家の場合は書斎と水回りが一階で、彼女は引き戸を開けることができる。書斎や洗濯機前を荒らされてはたまらない)旨しつこく言い聞かせるが、はたしておとなしくしてくれるかどうか。
すでに一週間前に告知しましたが、フルヴァージョンで宣伝文句もあがってきましたので、あらためて。

連続ティーチイン沖縄「抵抗の歓び:音の力、カラダの力、ことばの力」
成蹊大学3号館102号室
5月27日(土)13:00より。
18時頃終了予定。終了後、交流会を予定しています。
(資料代)500円 「合意してないプロジェクト」グッズなど、各種物販も予定。
(主催)連続ティーチイン沖縄実行委員会
    成蹊大学アジア太平洋資料センター「アジア、政治、アート」プロジェクト
    DeMusik Inter.
今回、連続ティーチイン沖縄は、「合意」をめぐる日米両政府、沖縄自治体などの、急速で不可視にして暴力的な状況のなかで開催されます。こうした状況のなかで、どのような「抵抗」を生み出していけるのか。ミクロな政治ー文化実践のなかからも探っていきたいと考えます。本ティーチイン二回目のゲスト参加で、「合意してないプロジェクト」を主導している新城郁夫さん、政治的なテーマも盛り込みつつ写真+ガラス作品を作っている根間智子さん、ヘリ墜落事件を受けてストレートなリリックで話題となった「民のドミノ」のDuty Free Shopp×カクマクシャカのおふたりを沖縄から迎え、さらに東京から台湾などとのネットワークを構築しているミュージシャンの大熊ワタルさんがパネラーに加わり、日米軍事再編、悪化の一途をたどる東アジアの「国際」関係のなかで、「民」のありうべき「合意」のかたちをさまざまな文化実践のなかから再想像していく「場」となればと考えています。新たな交流の場となることを願っています。みなさま、奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
13:00〜16:00 シンポジウム
16:15〜18:00 質疑応答+車座集会
終了後、飲食を交えた交流会
<あいさつ>李静和(り・じょんふぁ、成蹊大学政治学
<司会>東琢磨(ひがし・たくま、音楽批評)
<シンポジウム>
・新城郁夫(しんじょう・いくお、琉球大学)著書『沖縄文学という企て』(インパクト出版会)で「沖縄タイムス」出版文化賞受賞。「合意してないプロジェクト」を主導する。同プロジェクトのさまざまな実践の報告を中心に発言していただく。1967年、沖縄生まれ。
・根間智子(ねま・さとこ、アーティスト)日本画を学び、後に写真、ガラスを美術の諸領域をわたりながら、鉄条網の文様を写したガラス作品なども創作。美術賞各賞受賞。写真家として「フォトネシア」展にも出品。スライドショーを行いながらのトークを予定。
・DUTY FREE SHOPP.(知花竜海)+カクマクシャカ(ラッパー/ミュージシャン)それぞれの活動を展開してきたDUTY FREE SHOPP.(知花竜海)とカクマクシャカが合流、「民のドミノ」を自主制作、配布、大きな話題となる。知花は、北京で「品味期限」というバンドも率いて活動。ミニライヴも予定。
大熊ワタル(おおくま・わたる、ミュージシャン、DeMusik Inter.)ミュージシャン。大工哲広のジンタバンドで演奏など、沖縄とのつながりも深い。現在は自己バンド「シカラ・ムータ」を率いるなど多面的な活動を展開している。今回は、台湾・対抗的音楽シーンの報告など。1960年、広島県生まれ。
<質疑応答、車座集会、発話予定者>
本橋哲也(東京経済大)、鵜飼哲(一橋大)、酒井隆史大阪府立大)、本山謙二(日本学術振興財団)、二木信(ライター)、宋安鍾(金沢大学)、須藤久美子(インパクト出版会)、松本麻里(ライター)、イトー・ターリ(アーティスト)、鄭暎恵(大妻女子大)、『マリーンズ・ゴー・ホーム』上映実行委員会、ほか