Robert M. Young
ギッシングと十九世紀科学の基本文献をぱらぱらめくる。ギッシング論で優れているのは、古い本だが John Goode, George Gissing: Ideology and Fiction: Ideology and Fiction (1978) あたりか。イギリスの土性骨の座ったマルクス主義者=史的唯物論者の仕事である。
そのうちにロバート・M・ヤングのウェブサイトを発見 http://human-nature.com/rmyoung/。これまで脳生理学史とダーウィニズムの本の著者としてだけ知っていたが、履歴書をみると、精神分析の診療士の資格を後からとったり、六十近くになってブルガリアに住み始めたり、かなり好き勝手に生きてきた人っぽい。著書の全文!がアップされているので、彼の科学文化論もちょっと読んでみるかという気になる。あとは基本の確認ということで↓とか。
Making Modern Science: A Historical Survey
- 作者: Peter J. Bowler,Iwan Rhys Morus
- 出版社/メーカー: University of Chicago Press
- 発売日: 2005/04/20
- メディア: ペーパーバック
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