愚かさとは自分と違う意見を持つことなり

文学理論、サイードステレオタイプ、『ボヴァリー夫人』。リアクションペーパーに「凡庸な言説は日々をなあなあにして円滑に動かすのに一役買っているのはたしかだ」みたいなものが複数あって、うちの学生らしい健全さだなあ、と思う。これはこれでよく授業内容がわかっているのはまちがいない。動物文学ゼミ、Disgrace 7-12章。ゼミ、岡崎京子ヘルター・スケルター』。発表者が、吉祥寺パルコと下北のヴィレッジヴァンガードの店長に話を聞いてきたそうで、それがちょっと面白い。ちょうどその方たちがこちらと学生のあいだの年齢だということもあって。卒論ゼミ、提出十日前あれこれチェック。