唐獅子牡丹+乱楽坂

文学理論、鏡像段階ラカンの三段階。うまくいかないです。動物文学ゼミ、Moreau 続き、まずまず。ゼミ、『昭和残侠伝・唐獅子牡丹』+吉田修一『長崎乱楽坂』。前者の出入りの直前で健さんと池部さんが見つめあうシーン、それぞれの顔を切り返した後にやや上から両者を見下ろすショットになる。これは誰が見てもキスシーンの演出だよなあ。後者では「跨ぐ」というテーマが重要だ、というAさんの指摘に唸る。この小説の駿は、男衆になりたかったのになれずに屑人間になってしまうわけで、いわば仁侠映画の世界に遅れてきて乗り損ねた存在ではないか、とか。卒論ゼミ、Carol Clover, Men, Women and Chainsaws
今日で閉店するブックステーションまんが館の半額セールで芝木好子とか獅子文六とか。妻は『星の時計の Liddel』全巻セットとか。明日以降も数日間、営業しながら、三鷹吉祥寺南町の店に在庫を移すそうです。言うまでもないけど、手塚初版本とかは半額セールが始まるまでに三鷹に移動してます(当たり前ですね)。

長崎乱楽坂

長崎乱楽坂

Men, Women, and Chainsaws: Gender in the Modern Horror Film

Men, Women, and Chainsaws: Gender in the Modern Horror Film