バートルビー
くしゃみがとまらない。後期CALL英語の共通作文課題作り、打ち合わせ、書類書き、e-learning後期教材の準備。これ、後期は俺の担当授業じゃないんだけどなあ。
バートルビー―偶然性について [附]ハーマン・メルヴィル『バートルビー』
- 作者: ジョルジョアガンベン,Giorgio Agamben,高桑和巳
- 出版社/メーカー: 月曜社
- 発売日: 2005/07/01
- メディア: 単行本
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どうでもいいけど、訳者がちらっと書いてるように、「えっとお、べつにい、ちょっと違うんですう、どこが違うかはわかんないけどー」といったスタイルは、すごくバートルビー的である。わたしは日々、この現実化しない意志力の前で慄然とすべきだろうか。
アガンベンを読む楽しみの一つは、古代・中世哲学からのはっとするような引用だが、今回の一押しはスコトゥスのこれ。「偶然性を否定する者は、自分が拷問にかけられていないこともできたということを認めるまで拷問にかけられなければならないだろう」。