Huxley on Education

Collected Essays of T. H. Huxley (1893, Thoemmes 2001) vol.3, Science and Education をぱらぱら。The Life of Richard Owen (1894) の巻末に載っているハックスレーの "Owen's Position in the Hisotry of Anatomical Science" も読む。仇敵の伝記の解説というわけだが、オーケンの自然哲学への批判とか、当時の議論の文脈がよくわかる。ハックスレー自身にも、全脊椎動物に共通する archetype へのこだわりとか、下手するとオーケンみたいにオカルトになる「統一理念」への傾斜はあったと思うんだが、まあ他人の批判をしているときには自分のそういう部分は出ない。
日曜の研究会の発表用にハンドアウト作り。