さようならイヤな目

某巨大学会の大会準備委員会@本郷。前回の反省・次回の企画。最近研究発表の応募が院生・専業非常勤ら若手ばかりになって、中堅以上はシンポジウムに出演、と二極化している。もう少し、実績がある人の研究発表を誘致する手を考えたほうがよくはないか、といった話が出る。まあ学会自体のレベルはそっちのほうが上がるだろうけど、このアカデミック・ポスト就職難の時代だからね。職についている人間からすると、自分が応募して通ったら、それだけ無職の誰かの発表機会を奪うわけで、ためらいが出て当然だろう。また、いったん大会準備委員や編集委員をやって、審査の実態を見てしまうと、自分で応募する気は失せるという話もある。集客力のあるような名のある人のほとんどは、ここ何年かのあいだにシンポジウムに出ているか、運営サイドに回っているわけだし。あるいは、これは前も書いたが、みんな自分のホームグラウンドたるもっと小規模の学会の運営に忙しいとか。なかなか難しいです。

長年愛読してきたやまかんさんの「Jリーグをややイヤな目で見る方法」http://members.jcom.home.ne.jp/yamakan29/index.htmlが閉鎖。現場に配属されて土日が仕事になってから、あまり更新されなくなっていたし、生観戦主義である以上、やむをえないでしょう。これから、試合を見る前に相手チームの選手についてこのサイトで予習する、ということもなくなるのだな。