いつのまに高井戸署は移転していたのか

自動車屋電気屋。残り一月のゼミの予定表を書く。なにも書くことがないので、他人の威を借りて、オランダ・フランスのEU憲法否決をめぐるflapjackさんの速報 http://d.hatena.ne.jp/flapjack/20050603。Guardian では、なんかこのまま大きな方向転換はなしでぐずぐず進むという予測が立てられています。同じ日にレイモンド・ウィリアムズ関連、二日後のエントリーにジジェクの現状分析へのリンクあり。
自分の本の帯案が上がってくる。タイトルは『(見えない)欲望へ向けて――クィア批評との対話』。
「他人の気持ちを感じとるという性的な歓びがなければ、そもそもなぜ書物など読むのか。めんどうな理論を学ぶのも、他者の思考を追体験したいという欲望のため以外、なにがあるというのか。(あとがきより)」こっちが表。裏はこんな感じ。
「本書は、文学を読むことの快楽と、狭い意味での性的快楽とを、互いに互いのうちに引き入れながら、ないまぜにして語ろうとする試みである。……あるいはそれは、密やかであるべき性(と読書)の喜びを公衆の目の前にさらけだす、あられなくも味気ない自己露出の試みであるかもしれない。批評とは、プライヴェートな体験をパブリックな場に開く作業だからだ。クィア批評がいそしむのは、こうした営みである。(序文より)」
字が多いなあ。でも読んでいると、売れそうだという妄想が湧いてきた。あたしってばほんっとにナルシストだわ。