初日

授業初日。いきなり家にDVDを忘れ、途中で取りに戻る。3限、文学理論講義、イントロ。構造主義とは隠れた規則性をとか云々。4限、在外研究中の同僚の留守を預かる児童文学ゼミ、予定と自己紹介。『ドリトル先生』を一冊でも読んでいるのは16人中2人だけだ。5限、ゼミ「クィア・ハリウッド」、予定と自己紹介。『セルロイド・クローゼット』を少し見ようと思ったが時間切れ。なんのために朝引き返したのだろう。ご覧のとおり1時から6時まで連続の授業で、これに来週からは正規時間外で6限に卒論指導のゼミが入る。勝手にやっているだけだが、これをやらないと一々個別対応になり、却って面倒くさい。ゼミだから体力的にきついわけではない。ただこの時間割だと、4コマ分のコピーや細かい調べものをすべて午前中のうちに完璧に把握して終わらせておくしかなく、直前にどうにかしている暇はない。これは明らかにわたしの能力の閾値を超えている。現に今日も渡すつもりのテクストのコピーを忘れた。まあどうにかなるし、どうにかしかならないだろう。