ひなた

準々決勝、帝京12−13智弁和歌山、9回表裏で13点入るのは初めて見た。最近売り切れその他で振られつづけていた上荻「豚や」の黒うどん。この店夜くるのは初めてだが、すごい混むのね。いや、混んで当然の味だけど。

ひなた

ひなた

夫婦小説というより家族小説。舞台は小日向と銀座、それに柴又。柴又(とそこに住むキャラ)、出生の秘密云々の出し方はあざといというか通俗的にすぎる――ほとんど石坂洋二郎とかの世界だ――が、専業主婦の不安はクールに心に染みる。『パレード』以来の拡大家族ものとして読むことも。
たまに「ああ仕事きつい、やめたい」とぼやくと、妻は「じゃあわたしが養おうか」と言い出すが、冗談じゃない。自分の生活基盤を他人に丸ごと依存するなんて、どうしてそんな怖いことができるんだろう。配偶者なんて、なんかあるとすぐに浮気して家出したり過労死したりするのに。