英文学会関東支部

日本英文学会関東支部設立準備会@青学。「英文学東京若手の会」の企画と組織をある程度利用して今後活動することになる。今日のシンポジウムは「英文学的出版事情についていろいろ知りたい! 編集者緊急座談会」。参加者は160名ほどか、かなりの集客力だ。研究社、岩波、松柏社の編集者の仕事事情。なんといっても「小咄のT」こと、研究社のT編集長の話が面白すぎる。講演、玉泉八州男「窃視のルネサンス」。ひじょうに難解だったが、arcana imperii(王には秘するものがある)というタキトゥスのことばを足がかりに、秘されたものでもある「処女王」エリザベス一世の治世下に、同じく秘されたもの=ディアーナの水浴を見ようとして失敗するアクタイオンが、どのように表象されていたか、といった話だったように聞こえた。支部設立準備について説明会、とりあえず表面上はスムースにいったような。
宮益坂「月の宴」で飲み。今後の企画案とか。