11人いる!

CALL期末試験の下準備。旧居の引渡し、タオルケット他の包みを一つ忘れていて、炎天下のなか研究室まで引きずっていく。でも鳥たちが齧りまくった桟とか見逃してくれたからラッキー。大塚家具で買い物。
文学理論、新歴史主義の権力論、授業アンケート。児童文学ゼミ、川端香男里ユートピアの幻想』二章、The Voyages of Doctor Dolittle 終章、盛り下がる。ゼミ、萩尾望都『11人いる!』。発表者の自主性に頼る、ジーコのような授業。まあまあうまくいく。なかに一人、「マンガを読むときは主人公の可愛い女の子にしか同一化しない。両性体の気持ちはわからない」という発言がある。われながらビーンボールだな、と思いつつ「それは自分が女であることに自信をもっている人の発言だ」と言ってみる。明らかなセクハラ発言である旨自分突っこみ。このゼミなら大丈夫だろう、と踏んでだが、こういう判断を勘に頼って授業をやってよいものだろうか、いつかはやめるべきだろうか。卒論ゼミ、Kさんのベアトリクス・ポター。なぜにカエルのジェレミー・フィッシャーだけ上流階級なのか、やっぱり水辺に住んでる人は、ウサギやキツネとは「住む世界が違う」のだろうか。じゃ、アヒルはどうなんだ。
  小説と警察  The Voyages of Doctor Dolittle (Doctor Dolittle Series) ユートピアの幻想 (講談社学術文庫)  11人いる! (小学館文庫) 風と木の詩 (2) (小学館叢書)  僕は妹に恋をする 9 (フラワーコミックス)  ピーターラビットの絵本 全24巻 贈り物セット