CLAY

文学理論、谷川俊太郎「ことばあそびうた」と小山彰太のハナモゲラ和歌、「永遠のジャック&ベティ」。調子にのって1973年の山下洋輔トリオのライヴも流す。もっともドラムは小山彰太でなく森山威男。森山のいた山下トリオは録音でしか知らないが、いま聞いてもひじょうにメトリックで、規則的な感じがする。小山彰太のドラムはもっと伸縮性があるのだが、どっちにせよ和歌はなにしろ和歌だから規則的で、ただでたらめなのではない、といった話。児童文学ゼミ、『「ちびくろサンボ」絶版を考える』。ゼミ、『クリスティナ女王』(1933MGM、ルーベン・マムーリアン)。みんな口々に「『リーサル・ウェポン2』は、クィアと言われればそうかと思う程度だったが、これは露骨だ」という。卒論ゼミ、G君のハーヴェイ・ミルク。彼はこれがやりたくてわたしのゼミに移ってきたのだから、少し真面目に応対しないと。